2013年08月22日

バス乗務員研修当事者講師として

現在、私はバス乗務員研修当事者講師をやっています。
障害のある人が講師となって乗務員さんとの意見交換をしたり、車椅子体験やアイマスク体験などをしています。


宮崎こころリンクの活動とはかけ離れているかもしれません。


障害者の移動手段として、バスが気軽に利用できることはとても重要なことだと思います。
これは身体障害だけではなく、知的障害、精神障害、発達障害、難病など、いろんな困難を抱えた人が利用しているということで、私は特に見た目には分かりづらい障害の特性の話をさせてもらっています。


例えば、服薬の影響で運転を控えている人は多いと思います。


精神障害や発達障害の特性でバスが利用しづらい人が、乗務員さんがいろんな障害のことを知っていることで配慮してもらえたり、声掛けや手助けをしてもらえたりすることで、「バスに乗りやすくし、行動範囲が広がる」ことを目標にしています。

そんな意味で、宮崎こころリンクとしても参加しています。


今まで何度か講師をさせてもらいましたが、差別意識などなく、乗務員の皆さんが普段の運転業務の中でいろんな心遣いをしていることが分かりました。


暮らしやすい街づくり。
ほんのちょっとした気づきや思いやり、支え合いが、暮らしやすい街をつくっていくのだと思います。
ハードも必要ですが、やはりソフトだなと実感しています。


このような活動も、総会で会員さんに報告したいと思っています。
(当事者講師をもっと育てたい。そんな思いで取り組んでいます)


宮崎こころリンク  日高信明



Posted by ここりん at 22:55

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バス乗務員研修当事者講師として